Qmote - スマホをリモート操作できる小型リモコン
Qmoteって?
QmoteはQblinks社から出ているスマートフォンやタブレットを専用アプリを使用することで操作できるリモコンガジェットです。
見た目はただのキーホルダーにしか見えないですね。
現在では「Qmote S」と微妙に名前を変えているようです。
選択した報酬
Qmote1つで$19.00のものを選択。 送料は$8.00でした。
当時のレートで日本円に換算すると3,290円になります。
これくらいお手軽な金額だと気軽に出資できていいですね。
届いたのは約1年前になります。
付属品
本体の他に以下の物が付属していました。
- フック(分かりやすいよう箱から出しています)
- 保証書(なぜかシール)
※シリアルナンバーは黒塗りしています。
取説はありません。 Qblinksのサイトにはユーザマニュアルがあるのでなにか確認する必要があればそちらでよさそうです。
まあアプリから直感的に使用できるので、なくても不便はありません。
基本スペック
スペックを簡単に記載。
Kickstarterで出資募集していた時と比べて少し変わっているので、現在公式で発表されているものを記載します。
- 対応OS:Android 5.0以降、iOS 8.0以降、Windows、Mac
- 接続規格:Bluetooth 4.0
- 電池:コイン形リチウム電池 CR1620
後述しますが、一部機能でWindowsとMacにも対応しています。
電池切れになってももちろん交換できるようになっています。
防水にもなっているのでどの程度まで大丈夫かは分からないですが、少なくとも雨くらいは大丈夫なようです。
(私自身、何度も雨に濡らしています。)
多分、水に浸かるのはダメそうです。
外箱
シンプルでオシャレな感じの外箱になっています。
「KICKSTARTER STAFF PICK」ってロゴが入っているのは恐らくKickstarterで出資した人限定でしょう。
本体の外見
あるのはボタン1つですし、そのボタンも目立たないようになっているので非常にスマートです。
私は仕事用の鞄にキーホルダーと同じ感覚で付けていますが、全然違和感ありません。
ちなみに私のQmoteのカラーリングはスペースティールでKickstarter限定カラーリングです。 全てのプロジェクトにあるわけではないですが、クラウドファンディングの恩恵の1つとしてこういった限定の特典があります。
※ボタンはロゴのないラインが入っている側の中央部分です。
Qmoteアプリ
実際にQmoteに機能を割り当てるためには専用アプリをダウンロードする必要があります。 アプリ内課金ってないと思うんだけど…
アプリは日本語に対応しているので操作に苦労することはあまりないでしょう。
まずはQblinks Cloudのアカウントを作成します。(最初の頃は不要でしたがいつの間にか必須になっていました。)
画像は既にログイン済みの状態です。消してありますが本当はログイン中のメールアドレスが表示されます。
既にQmoteが1つ紐付いている状態ですが、複数持っていれば複数紐付けてそれぞれに別々の機能を割り当てることができます。
前提条件として、機能の割り当てを行うのにもBluetoothでQmoteに紐付いている必要があります。
左の画面では既に設定済みのパターンが一覧で確認できます。
パターンの追加では長押しとクリックを組み合わせた9パターンの操作から割り当てる機能を選択できます。
問題点として3クリックや複雑なパターンは正しく検出してくれないことが多々あります。なので9パターン全て使うのは難しいでしょう。
端末がロック状態でもちゃんと割り当てた機能が起動するので端末が離れていてももちろん使えます。
一部の割り当てられる機能について以下で説明します。
アプリ機能
端末にインストールされている他のアプリを起動することができ、汎用性が高いです。
ただし、割り当てたアプリをただ起動するだけなのでアプリによっては起動しただけになるかもしません。
発信/受信
他にも「ナビ機能」や「SMS/メール送信」等、一部の機能は事前に宛先を設定しておく必要があるので、よく連絡する相手やよく行く道等があれば便利そうですが、 そういったものがない場合はいまいちうまく使えないかもしれません。
HTTPリクエスト
指定したURLに対してGET送信、POST送信を行えます。Webアプリケーション開発で使えるかもしれません。
スマホの位置確認
割り当てる機能を選択する画面に表示されていますが選択することはできません。 この機能はわざわざ割り当てなくてもQmoteを適当な回数連続でクリックすれば使えるようになっています。
Webサービス、スマートホーム
Qmoteからは以下のWebサービスとスマートホームを操作することができます。
- IFTTT
- LIFX
- muzzley
- WeMo
- zapier
- GoPro
- Uber
IFTTT以外は日本では知名度が低いのではないでしょうか。
まあ私の印象ではIFTTTも知名度があんまりな気もします。ちなみに私はFeedlyをレシピに組み込もうとしたらProユーザじゃないとダメって出たので心折れました。
アプリ操作
アプリ操作のイメージです。そんな難しいものでもありません。
プレゼンの操作
Windows、MacにQmoteを接続するとプレゼンテーションの操作ができます。 私はPower Pointでしか試していませんが、他のソフトでもできるかもしれません。
操作はシンプルにクリックで「次のスライド」、ダブルクリックで「前のスライド」のみです。
いちいちPCを操作する必要がなくなるのでスマートにプレゼンができますね。
総評
うまく使えれば便利なんだろうなとは思います。私はうまく使いこなすことができませんでしたが。
私としてはスマホ等のリモート操作よりスマートホームの操作で活躍できそうな印象はあります。 まだまだ日本ではスマートホームが全然普及していませんが、今後スマートホームがもっと普及していけば活躍の場が増えそうな気がします。
既にAmazonでも販売されているようです。公式で買った場合、$20.00の送料がかかるので欲しいカラーリングがあればAmazonで買う方が安くすみますね。