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クラウドファンディングで手に入れたガジェットのレビューやたまに.Netのこと

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クラウドファンディングのガジェットを紹介してるサイトはたくさんあるけどレビューしているサイトはあまりない…
なら手に入れたガジェットだけでもレビューしていこうっていうブログ
たまに.Netのことも書くかもしれません

Indiegogoが出資の見返りの特典にエクイティを併用する方式の導入について

つい先日、以下のようなニュースを見かけました。

jp.techcrunch.com

私は既にIndiegogoがエクイティ・クラウドファンディングを取り入れていたことを知らなかったのですが、今後は特典の物品等とエクイティの両方を手に入れることができるようになるようです。
今年中に併用が導入される予定のようです。

以下は私が感じたこと等なので詳細はニュースサイトの方を見ていただければと思います。

エクイティとは?

上記のニュースサイトから引用すると以下になります。

エクイティ(equity)≒株、会社の将来の利益を分有する権利、権利証書。従来のクラウドファンディングの支援金の法的性質は“寄付”なので、エクイティ・クラウドファンディングはしばしば、支援者特典のある寄付ではなくて株式を得られる投資、“投資型クラウドファンディング”、と仮訳される。

引用元:TechCrunch

エクイティは「投資型」と引用した文にありますが、それに対してKickstarterやIndiegogoでやはり多いと思われる、見返りに物品等を得られるものは「購入型」と呼ばれます。 併用によって、これまで「投資型」または「購入型」だったのが、「投資型」かつ「購入型」となるということになりますね。

Oculusの例

ニュースサイトではOculusを例に取り上げています。
私自身、FacebookがOculusを買収したことは記事をチラッと見かけたことがあったので知っていましたが、OculusがKickstarter発であったことは初耳でした。

クラウドファンディングにおける出資には「ちゃんと完成するのか」、「完成しても品質は問題ないのか」等といったリスクが伴います。
私もそうだし、出資している多くの人はそのプロダクトに興味を持ったから自らリスクを背負っているのだと思いますが、プロダクトが成功して万々歳になった後にクラウドファンディング時にあったリスクを負うことなく、それを手に入れる企業を面白くないと感じるのは無理ないことなのでしょう。

これからのIndiegogoについて

現段階では、どのような形で特典の物品等とエクイティを併用したクラウドファンディングとなっていくのか、具体的なことは決まっていないようです。
新しいプロダクトのアイデア等のキャンペーンが増えることもきっとあるんじゃないかと思いますし、出資する側も併用によって出資の額が底上げされたり、選択できる見返りのパターンが増えて出資の選択肢、自由度につながるのではないかと思います。

個人的には正直なところ、Kickstarterと比べてIndiegogoにあまり利点を見出すことができずあまり出資することもなかったのですが、これによってIndiegogoにて出資することが今後増えていくかもしれません。 IndiegogoはKickstarterより先にできたのに、Kickstarterに押されている印象がありますが、これが今後Indiegogoの強みになっていくのかなと感じました。